最近まで欧州の主要国、ドイツ、フランス、オランダ、スイス４カ国の10年国債の利回りはマイナス圏にありましたが、ドイツの連立政権樹立への期待感からか利回りが上昇。それでもドイツは依然マイナスの 0.09%、スイスも同じ -0.09% でしたが、オランダとフランスがプラスに転じています。 アメリカのテーパリング（量的緩和の縮小）が時間の問題となっている今、アメリカは利回りよりも為替に影響を与え、ドルが強含んできていますが、欧州はドイツの連立樹立期待に加えアメリカのテーパリングの影響もあり、利回りが上昇しているものと考えられます。