お知らせ
2021年5月29日
やはりテーパーリングはまだ先(と思う)
メモリアルデーの連休前の5月最後の金曜日、アメリカの株価は揃って上昇して終わりましたが要因はやはりインフレ懸念が一次的なものであろうとのイエレン長官などの見方を支持する向きが増えてきたからではないかと思っています。
失業保険の申請者数も減少し、雇用が改善しているのに加え、CPIで一気に盛り上がったテーパーリングの早期実施にもバイデン大統領の大幅な予算案と増税を嫌気したのか国債の利回りが落ち着き始めました。
このような状況の中でテーパーリング(量的緩和策の縮小)を始められるかと考えると私はそれはないと思っています。市場はあらゆるニュースを先取りするのですけど、いまはあまり動かず静観も立派なポジショニングと思いますね。