ダウ平均株価、SP500,ナスダック総合指数のニューヨーク３大株式指標がそろって最高値を更新。最近は最高値更新が頻繁に現れ、株価の行き過ぎに懸念が高まってきてますね。ミシガン大の消費者信頼感指数が1月の79.0から76.2へかなり下げたもののバイデン大統領の景気刺激策に期待を寄せる勢いが勝り、相場の上昇に勢いがあります。当然バブルを懸念する人が増えてきますが、投資マネーの行き場がないことを考えると、この相場、まだまだ上がる気配が強そうです。 また、金利も上昇しています。アメリカの10年国債利回りがほぼ1年ぶりに1.2%台に乗せ、30年債利回りも2％台に乗せ、債券から株式へのシフトが鮮明になったと言えますね。 あと気になったニュースとしてはカストディ業務で有名なバンクオブニューヨークメロン銀行がビットコインなどの暗号通貨の保有、送金、発行を支援する部署を新設するとの発表。いよいよ暗号通貨は一般に浸透していくのは時間の問題となりました。通常の送金、特に海外送金では特に日本の銀行は昨年のFATFの調査以来たいへん神経質になっており、暗号通貨などの代替商品の活躍の場を自ら作っているように思えます。さてさて、日本株も29,000円に乗せた後3万円直前で足踏み状態が続いていますが、一度は３万円超えがないと収まりそうにありません。ただ怖いのは15日の月曜日がアメリカはプレジデンツデーで休みですので、休み明けの火曜日の相場が気になるところです。5年前の2016年のこの日、リーマンショック後の上昇に一旦歯止めがかかり相場が停滞していたのですが、一気に相場が上がりマドを作っていたのです。その後、秋にトランプ氏が大統領になり、この上げ相場が始まったので、また何かあるのではないかと気になっています。