お知らせ
2026年3月14日
PCE(個人消費支出)
現在、FRBが金融政策を決定するうえで重要視している経済指標であるPCE(Personal Consumption Expenditures=個人消費支出)の1月分が発表されました。結果は前年比で総合が2.8%、コアが3.1%と、昨年から大きな変動は見られませんでした。
ただし、FRBが特に注目するエネルギーと食品を除いたコア指数が3%台に乗ったことは、インフレ懸念をやや強める材料とも考えられます。その意味では、FRBにとって利下げを実施しにくい状況が続く可能性もあるのではないでしょうか。
トランプ氏は「金利を下げろ」と繰り返し主張していますが、現時点では利下げを正当化する理論的根拠は必ずしも十分とは言えず、私にはまるで●●の一つ覚えとして同じ主張を繰り返しているだけのようにも聞こえてしまいます。
ちなみに、CPI(消費者物価指数)とPCEの違いですが、CPIが主に小売価格などのデータを基に算出されるのに対し、PCEは家計調査などを重視している点に特徴があります。そのため、個々人の消費パターンをより反映しやすく、消費者の実際の行動を踏まえた金融政策判断の参考指標としてFRBが重視していると言われています。
