35年前の今日、私はロンドンにいました。ニューヨークが開いたばかりのロンドンの午後、食べかけのランチもほどほどにあれよ、あれよという間にダウが下がっていく様子をモニターを見ながら見つめていたのをよく覚えています。日本からもひっきりなしにかかってくる電話。そう、1987年のあのブラックマンデーです。あの時も、リーマンショックの時も「この世の終わり」と思った人たちが自分の持ち株を投げ売り、結局3〜４年後にはそれ以上の高値をつけ、ダウ平均は上昇を続けました。今もリセッション入り確実と言われるアメリカで株価のゆくへはわかりません。ここで売ってはいけないと私は言い続けたい。人間が昨日よりも今日、今日よりも明日、と努力を続ける限り成長があり、株価も上がっていくからです。