お知らせ
2021年1月15日
テーパリングは当分なし?
昨晩、パウエルFRB議長がハト派的な発言をしたことでドル高に歯止めがかかり、長期金利が再び上がりました。さらに量的緩和策の見直し(徐々に金融資産の買取を減らしていく、いわゆるテーパリング)も今はその時期でないとの見解を述べたので長期金利が上昇(債券は下落)しています。ちなみにどこでそんな発言があったのか調べたらプリンストン大学のウェブによるシンポジウムでの発言だったようです。
それはともかく、先日の日経新聞のスクランブルでのコラムから数日後、新聞自体がアメリカの長期金利に関する記事を大きく載せてますが、やはり日経の情報は遅いですね。
FRBとしてはインフレを懸念する材料がないとのことですが、CPIだけでなく今原油の先物価格が上昇を続けている事(昨年12月中旬からひと月で8ドル、15%以上の上昇)は気にしておきましょう。