4日のNY市場、ダウ平均、SP500,ナスダックの主要３株式指数の全てが最高値を更新しましたね。勢いを感じます。

一方で雇用の状況はあまり芳しくありません。新規の非農業雇用者数は24.5万人と前月の63万人から大きく減り、7月につけた480万人以来、毎月雇用者数が減ってきています。

それなのになぜ株価が上がるのか？それはバイデン次期大統領による景気刺激策への期待からですね。雇用者数は経済の先行きを見る上で大変重要なデータですから、このままでは消費も減り経済が悪化することは間違いありません。そこで景気を刺激する政策が打ち出されるのは間違い無いと考えた投資家たちがその期待感から買いに向かっているものと思われます。