お知らせ
2020年11月25日
ダウ3万ドル乗せもプロは静か(騒ぎすぎに注意)
時間の問題と言われていたNYダウ平均株価がついに3万ドルの大台乗せをしましたが、プロの間では冷静に受け止められているようです。ダウ平均が初めて1万ドルに乗せた時や2万ドルに乗せた時に比べると反応はイマイチ。
それを物語るようにロイターに参考になる記事が出ています。ダウ銘柄の合計時価総額が9兆2千億ドルで、運用されている資金が282億ドルなのに対し、SP500の時価総額は3倍以上の32兆ドルで運用資金はなんと4兆6千億ドルに上ると。
確かにわずか30種類の株価指数と500にも上る指数とを比べるとどちらがより現実に近いかは一目瞭然。でもそのSP500も最高値を更新したので相場が強いことには変わりません。ただ、コロナが再び広がりつつある中、失業率も高いままで株価だけが上がるのもおかしな話。あまり喜びすぎるのも危険かもしれません。